NFT市場は近年急速に拡大をしています。それもあり、多数の個人投資家、クリエイターが市場に参入しているのです。そんななか写真を販売しているクリエイターも増えています。自撮りの写真とは売れるのでしょうか?
NFT写真の注意点
NFT写真については、以下の点に気を付けて販売をする必要があります。NFT写真は販売することが可能なのですが、注意しなければ、問題が起こります。
著作権
著作権は、制作物に関して発生する権利のことです。権利を保護し文化を発展させるために制定された法律であるため、買ってに人の作品をコピーして販売することは禁止です。他者の絵画を許可なく写真にとって販売するとかは禁止事項に当たります。
肖像権
肖像権とは、一人一人が、自分の姿を勝手に写真に撮られたり、撮られた写真を勝手に利用されたりしない権利のことです。人が写った写真を利用する際は、写った人全員からの許可が必要なので勝手に使わないようにしてください。
商標権
商標権とは、商品又はサービスについて使用する商標に対して与えられる独占排他権。効力は同一の商標・指定商品等だけでなく、類似するものにも適用されます。商標として保護されるのは、文字、図形、記号などがそれにあたります。

NFT写真のメリットとデメリット
写真を使う場合は、アートや音楽作品とは違うところで、メリットとデメリットがありますので注意をしましょう。
NFT作成は簡単
NFT作成は簡単です。写真をNFTにするには、スマホ一つあれば可能です。そのため、スマートフォンで撮影してそれを販売すればいいだけなので、とても簡単にできます。これは誰でもできますから誰でも稼げる可能性もあります。
参入者が少ない
現在のNFT写真は余り出品している人がいません。それもあってか、チャンスと言える市場でもあります。個人のクリエイターしか参入していませんから、これから参入しても十分稼げる可能性があります。
費用が安い
一般の写真展覧会の場合は、ギャラリーを借りて写真を展示、販売する方法が一般的になりますが、これはお金がかかるというデメリットがあります。これに対してNFT写真は明らかに費用をカットできますので、ハードルがとても低いのです。
ロイヤリティ収入
NFT作品は、転売時に作者へロイヤリティ収益が発生するよう設定することができます。転売されるほど、印税のように取引金額の一部が自分の手元にも入ってくるため、とても美味しい商売ともいえるのです。
価値の変動
NFTや仮想通貨自体がまだ歴史も浅く、価値がとても流動的で、上下動がとても激しいのが現状です。それもあってか、作品や通貨の価値もとてもよく動きますので、大損したり、大儲けするケースがあったりととても安定していないのがこの市場の特徴です。

NFT写真の実例
宇宙で撮った写真をNFTとして販売しているケースです。これは世界初のNFTでもあるため、とても注目されました。
OpenSeaで販売されているNFT。これは氷に囲まれた幻想的な風景の写真をNFT写真として販売しているものです。
NFTマーケットプレイス
Gate.ioではNFTマーケットプレイスに参入して実際に商売をすることが可能です。そのためには口座開設も必要になってきます。自分の作品を出品したい場合は口座開設をしましょう。以下の記事でも紹介をしています。
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